詳細

photo
◎『日本の近代活字 本木昌造とその周辺』――近代印刷活字文化保存会 2003
※ライプチッヒ世界で最も美しい本展「最優秀賞」、ゲスナー賞「金賞」受賞
本木昌造を中心に、わが国における活版印刷の黎明期の状況、それがもたらした意味を徹底検証。
活字復元などの実証性、多角的な論考、貴重な図版、造本の美しさなどが内外で評価された。

ブックデザイン 勝井三雄+石橋昌子+中野豪雄

photo

contents
序 日本の文字を活版印刷に定置すること――本木昌造の意味 樺山紘一
第1章 和文活字による近代印刷術導入の前夜
     鈴木俊幸/神崎順一/鈴木広光/宮坂弥代生
第2章 諏訪神社収蔵「木彫種字」と初期本木系印刷物
     調査グループ/府川充男/板倉雅宣/春田ゆかり
第3章 蝋型電胎法と本木昌造の活字づくり
     小塚昌彦/伊藤伸一/スタン・ネルソン/田村省三
第4章 創始者本木昌造とその世界
     原田博二/板倉雅宣/片塩二朗
第5章 活字と印刷、 その世界化と日本化 小宮山博史/白井敬尚
第6章 日本の文字は近代活字とどう出会ったのか
     矢田勉/安田敏朗/鈴木広光/高木元/府川充男/雪嶋宏一
もどる